1999 天皇賞(秋)(G1) スペシャルウィーク vs ステイゴールド [02:15]
秋初戦の京都大賞典では全く伸びず7着。このころから調教で動かなくなり次走の天皇賞(秋)でも直前の調教では500万条件の馬に負けた。レース当日の馬体重は前走から16キログラム減の470キログラムだったが、馬体重が大幅マイナスになったのは、「ダービー時の体重(468キログラム)まで近づければ、本来の走りを取り戻すかもしれない。」と考えた陣営が、体を絞ったためであった。レースでは、道中は後方につけて、直線に入ると末脚を披露しステイゴールドをクビ差抑えてレースレコードで勝利、タマモクロスに続く2頭目の天皇賞春秋連覇を達成した。 この年のGIにおいて3勝2着2回という成績を残したにもかかわらず、年度代表馬、最優秀古馬牡馬の座は同年の凱旋門賞で2着となったエルコンドルパサーにさらわれた。記者投票ではスペシャルウィークが首位に立ったが、票数が過半数を満たさなかったために審議委員による選考が行われ、その結果エルコンドルパサーに年度代表馬が決定した。このときは大論争となった。スペシャルウィークにはグラスワンダーとともに1999年度JRA賞特別賞が贈られた。現役時代のJRA賞はこのひとつだけである。
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1990 安田記念(G1) オグリキャップ 芦毛の怪物 快勝 [01:46]
当初、今年初戦には大阪杯が予定されていたが、故障は見当たらないものの調子は思わしくなく、安田記念に変更された。レースでは2、3番手を追走して残り400mの地点で先頭に立ち、コースレコードの1分32秒4を記録して優勝した。 中央移籍後初めに主戦騎手を務めた河内洋は、オグリキャップのレースぶりについて、スピードタイプとは対照的な「グイッグイッと伸びる力タイプ」と評した。また「一生懸命さがヒシヒシ伝わってくる馬」「伸びきったかな、と思って追うと、そこからまた伸びてきよる」、「底力がある」とする一方、走る気を出し過ぎるところもあったとしている。河内の次に主戦騎手を務めた南井克巳は、オグリキャップを「力そのもの、パワーそのものを感じさせる馬」、「どんなレースでもできる馬」、「レースを知っている」と評した。同じく主戦騎手を務めたタマモクロスとの比較については「馬の強さではタマモクロスのほうが上だったんじゃないか」とする一方、「オグリキャップのほうが素直で非常に乗りやすい」と述べている。 オグリキャップの距離適性について、河内は本来はマイラーであるとし、同じく主戦騎手を務めていたサッカーボーイとの比較において、「1600mならオグリキャップ、2000mならサッカーボーイ」としている。また岡部幸雄はベストは1600mで2500mがギリギリとし、さらに中央時代の管理調教師であった瀬戸口もベストの条件は1600mと述べている。競馬評論家の大川慶次郎一見マイラーだが頭がよく、先天的なセンスに長けていたため長距離もこなせたと分析している。
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1988 有馬記念(G1) オグリキャップ 芦毛の怪物 [02:40]
笠松競馬場から中央競馬に移籍したオグリキャップはGI初優勝を目指したが天皇賞(秋)、ジャパンカップでともにタマモクロスに先着を許していた。巻き返しを期すオグリキャップ陣営はこれまで主戦を務めてきた河内洋に代わって、身体が空いていた関東の名手・岡部幸雄に騎乗を依頼。岡部はこれを受諾し、オグリキャップは岡部との新コンビでこのレースに臨む事となった。 この2頭に加え、オグリキャップと同じ4歳のGI馬2頭、サッカーボーイとスーパークリークが出走を表明した。サッカーボーイは夏の函館記念でメリーナイス・シリウスシンボリなどといった古馬たちをレコード勝ちで一蹴し、直前のマイルCSも4馬身差の圧勝で、阪神3歳Sに続くGI2勝目を手にしていた。また、鞍上はオグリキャップから降ろされた形の河内洋だった。 スーパークリークは賞金ギリギリで滑り込んだ前走の菊花賞を5馬身差で圧勝。鞍上の武豊はデビュー2年目ながらこの年113勝をマークし、史上最年少関西リーディングジョッキーとしてファンの大きな注目を集めていた。 このような盛り上がりの中で、JRAはレース3日前の22日、「有馬記念ではタマモクロス・オグリキャップ・サッカーボーイの3頭を単枠指定する」と発表。有馬記念で3頭が単枠指定されたのは、1984年の第29回有馬記念でシンボリルドルフ・ミスターシービー・カツラギエースが単枠指定されて以来のことだった。 序盤はレジェンドテイオーが逃げ、オグリキャップが5、6番手を追走した。スーパークリークはそれをマークするような位置でレースを進めたが、タマモクロスとサッカーボーイはスタートの出が悪く、しかもともに折り合いを欠いたままほぼ最後方を追走した。 しかし第3コーナーでタマモクロスはまくりをみせて先行勢に接近する。一息早くスパートしたオグリキャップ ...
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1988 天皇賞(秋)(G1) タマモクロス vs オグリキャップ [02:07]
、「カイ食いが細いタマモクロスなら、調教だけでも仕上がるだろう」という小原の考えによりぶっつけで臨んだ天皇賞(秋)で、地方出身馬の雄・オグリキャップとの初対決となった。両馬のこれまでの経緯もあり、多くの競馬マスコミが「芦毛頂上決戦」(当時)と扱い大きな話題となった。臨戦態勢の差(オグリキャップは毎日王冠1着からの参戦)から、1番人気はオグリキャップに譲る形となった。レースでは、タマモクロスがこれまでと異なり、マイペースで逃げるレジェンドテイオーの直後につけるという先行策に打って出た。スローペースとタマモクロスの気性面の成長を織り込んで採用したこの作戦は功を奏し、粘り込みを図るレジェンドテイオーを最後の直線で交わすと、待機策を採ったオグリキャップの強襲を1 1/4馬身振り切り優勝、勝ち抜け制度が無くなった天皇賞において史上初の天皇賞春秋連覇となった。 典型的な大器晩成型の競走馬とされ、現在でも「全盛期のシンボリルドルフとも勝負ができた」と言われるなど根強いファンが存在する。爆笑問題の太田光はタマモクロスのレースを生で観戦した感想として「地面からエネルギーを吸収しているかのような力強い走りだった」と評している。 また、漫画「みどりのマキバオー」の主人公ミドリマキバオーのモデルはタマモクロスだと作者のつの丸が発言している。 第8回ジャパンカップで2着に敗れた時に日本競馬のレベルアップが伺える記述として「(1983年の第3回で)キョウエイプロミスが2着に来た時は意外な好走と言うことで(競馬ファンが)大騒ぎしていたが、今年(1988年)はタマモクロスが2着に沈んだ。と言うことで(優勝できずに)口惜しがり、大騒ぎとなった」と書かれていた。 現役時から噛み付き癖があり、種牡馬入りした後もそれは改善されなかった ...
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