1998 金鯱賞(G2) サイレンススズカ 大逃げ破格の圧勝劇 [02:07]
金鯱賞では、重賞3勝を含む4連勝中の菊花賞馬マチカネフクキタル・重賞2勝を含む5連勝中で後に香港国際カップを制するミッドナイトベット・重賞1勝を含む4連勝中のタイキエルドラドが出走するという非常にハイレベルなレースであったにも拘らず、重賞競走では非常に珍しい大差勝ち(11馬身差 タイム差1.8秒)のレコードタイムでの圧勝。この時中京競馬場では、あまりの大差に4コーナーを回った時点で既に拍手と喝采が贈られ直線では大勢の観客から笑いがこぼれると言う珍事が起こった。ラジオたんぱのレース中継では、4コーナーを回る時に「さあ、拍手に送られて~」と実況されている。武はゴール50m手前から小さくガッツポーズしている[3]。 レースの内容も、最初の2戦こそただがむしゃらに走ってその能力差だけで勝っている状態だったものの、その後は息を入れることを覚えたためか二の脚を使えるようになるなど内容もよくなっており、後に「逃げて差す」と言われたスタイルも完成した。調教師の橋田もこの姿を「今なら安心して見ていられるよ」と語っていた。また、この時期から最大の目標を天皇賞(秋)に見据え始めた。
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1997 神戸新聞杯(G2) マチカネフクキタル vs サイレンススズカ 名勝負 [02:25]
秋は神戸新聞杯から始動し、サイレンススズカを驚異的な追い込みでゴール前で差し切って勝利を収めた。続く京都新聞杯では皐月賞・日本ダービーで1番人気に推されたメジロブライトを押しのけて1番人気に押され、その期待に応え2着のパルスビートに4分の3馬身差で勝利し菊花賞トライアルを連勝、菊花賞の有力候補へ躍り出る。しかし菊花賞では3番人気に甘んじる。これは父クリスタルグリッターズが短中距離馬と考えられていたこと、母系も母の父がトウショウボーイという背景から血統的に長距離競馬には向かないとの見方が強かったためであった[3]。結局レースではそんな不安説を一掃するかのようなレースぶりを見せ、見事優勝。900万下条件戦の勝利から4連勝となった。当時菊花賞の実況を担当していた杉本清アナウンサーの「神戸、そして京都に次いで菊の舞台でも福が来た!」と実況した。当馬の馬主である細川益男にとって初めてのGI級レースでの勝利となった。
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