2001 皐月賞(G1) アグネスタキオン 圧勝 幻の三冠馬 [02:10]
年明け2戦目はクラシック第1弾となる皐月賞で、単勝1.3倍の圧倒的1番人気に応えて快勝。2着ダンツフレーム。これで4戦全勝。しかもいずれも危なげのない内容での勝利であったことから将来が大いに期待されたが、5月2日に左前浅屈腱炎を発症し、東京優駿出走を断念。その後社台ファームに放牧されたが関係者協議の上で引退が決定し、8月29日に引退発表がなされた。9月30日には阪神競馬場で引退式が行われた。 同馬が下した同世代のジャングルポケット、クロフネ、マンハッタンカフェ、ダンツフレームらが後に活躍を見せたため各紙では最強世代との呼称で呼ばれ、その世代で突出していた同馬の評価は引退後も高まっていき「幻の三冠馬」と呼ばれることもある。ジャングルポケットが勝った東京優駿のテレビ中継では、「ジャングルポケットがゴールした瞬間に、2馬身先にアグネスタキオンが走っている姿が見えた」とある解説者が発言していた。また完勝に見えた皐月賞であるが、鞍上の河内は「この馬本来の走りではない」とコメントしている。
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2006 高松宮記念(G1) オレハマッテルゼ vs ラインクラフト [01:17]
2006年の東京新聞杯で、京王杯スプリングカップなどで騎乗した柴田善臣とのコンビが復活する。しかし東京新聞杯は2着、次の阪急杯は3着と勝ち切れない結果が続いた。そこで「距離が短い方がいい」と考えた柴田は、1200mの高松宮記念への出走を進言、これが馬主の意図とも一致したため出走が決定し、そして見事に勝利を収めた。同馬のGI勝ちは、調教師の音無秀孝にとって初、馬主の小田切有一にとっては21年ぶり、騎手の柴田にとっては6年ぶりのGI勝ちであり、陣営にとっては格別の勝利となった。 主戦騎手の柴田善臣は、同馬にかなりの思い入れを持っているようである。2006年7月、柴田は日刊スポーツの企画でメバル釣りに挑戦した際、その最後を「こんな楽しい乗船依頼なら、いつでも俺は待ってるぜ」という言葉で締め括っている。 馬主の小田切はやはり石原裕次郎主演映画から「アラシヲヨブオトコ(嵐を呼ぶ男)」という馬名を同期の別の馬に命名しようとしたが、去勢されて「男」ではなくなったため、急遽「オカシナヤツ」に変更した。その後小田切は、マンハッタンカフェ産駒(2006年生まれ)の別の馬に「アラシヲヨブオトコ」と命名した。
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2001 菊花賞(G1) マンハッタンカフェ 秋の上がり馬 大躍進 [02:08]
休養明けの復帰戦は札幌。富良野特別、阿寒湖特別を古馬相手に共に1番人気で快勝し、秋の上がり馬として菊花賞戦線に名乗りを挙げる。トライアルのセントライト記念では4着に敗れるも、菊花賞では逃げたマイネルデスポットをゴール直前で差しきり見事GI初タイトルを獲得。 その後の有馬記念を含め、GIを2勝したものの同世代で日本ダービーとジャパンカップを制したジャングルポケットが年度代表馬および最優秀3歳牡馬に選出され、JRA賞受賞はならなかった。
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