放眼馬世界- 覺士盾賽馬日#1 [06:04]
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1999 天皇賞(春)(G1) スペシャルウィーク 王者の証 メジロブライト2着 [01:24]
天皇賞(春)は直線でメジロブライトの追撃を1/2馬身抑えて勝利した。 サンデーサイレンス産駒としては穏やかな性格で荒々しいところは少なく、競馬でかかることもまれだった。レースも調教も自分に与えられた仕事を黙々とこなす馬で、厩舎で牝馬とすれ違っても見向きもしなかったという[要出典] 。 3歳時には瞬発力と、前をとらえる勝負根性を生かして差しの戦法を用いることが多かったが、セイウンスカイやエルコンドルパサーなど前にいる馬をとらえ切れないレースが秋に続いた。古馬になってからは先行に近い戦法で競馬をすることで、確実に前をとらえる競馬ができるようになっていった。しかし、ややかかることもあり、宝塚記念では今度は差し馬のグラスワンダーに敗れたことや、京都大賞典での敗戦から、再び馬群の中団より後方で待機する差しの戦法を用いることになった。これが見事に的中し、調子を立て直して天皇賞(秋)やジャパンカップを連勝した。
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1999 天皇賞(秋)(G1) スペシャルウィーク vs ステイゴールド [02:15]
秋初戦の京都大賞典では全く伸びず7着。このころから調教で動かなくなり次走の天皇賞(秋)でも直前の調教では500万条件の馬に負けた。レース当日の馬体重は前走から16キログラム減の470キログラムだったが、馬体重が大幅マイナスになったのは、「ダービー時の体重(468キログラム)まで近づければ、本来の走りを取り戻すかもしれない。」と考えた陣営が、体を絞ったためであった。レースでは、道中は後方につけて、直線に入ると末脚を披露しステイゴールドをクビ差抑えてレースレコードで勝利、タマモクロスに続く2頭目の天皇賞春秋連覇を達成した。 この年のGIにおいて3勝2着2回という成績を残したにもかかわらず、年度代表馬、最優秀古馬牡馬の座は同年の凱旋門賞で2着となったエルコンドルパサーにさらわれた。記者投票ではスペシャルウィークが首位に立ったが、票数が過半数を満たさなかったために審議委員による選考が行われ、その結果エルコンドルパサーに年度代表馬が決定した。このときは大論争となった。スペシャルウィークにはグラスワンダーとともに1999年度JRA賞特別賞が贈られた。現役時代のJRA賞はこのひとつだけである。
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2003 天皇賞(春)(G1) ヒシミラクル 再びミラクル起こる [03:23]
4歳となったヒシミラクルは阪神大賞典から始動した。しかし12着と惨敗。本番の天皇賞(春)を前にもう一叩きとして大阪杯を使ったが7着。そして天皇賞(春)に出走するも菊花賞後の惨敗続きで7番人気と評価は低かった。しかし、ヒシミラクルは菊花賞と同じように3~4コーナーでまくり気味に順位を上げていくとスタミナを活かして早め先頭に立った。これに対し後続は追いつけず、GI2勝目を挙げた。 ヒシミラクルが競馬というジャンルを超えて一躍有名になったエピソードに、宝塚記念における大口の投票があった。前日発売が行われていた土曜日の11時頃にウインズ新橋で一人の中年男性が安田記念の的中単勝馬券(130万円×9.4)と引き換えにヒシミラクルの単勝を1222万円分購入した。 購入前、9.7倍を示していた単勝オッズは彼の投票によって1.7倍の圧倒的一番人気となり、その後はオッズを下げていくものの前日オッズでは2番人気で、日曜日のスポーツ紙に大きく取り上げられた。ヒシミラクルの単勝オッズは最終的に16.3倍の6番人気に落ち着いたものの、ヒシミラクルがレースに勝利したためその払戻金は1億9918万6000円もの高額となった。馬券を購入した男性には馬名にかけて「ミラクルおじさん」、または払戻金にかけて「2億円おじさん」という通称がついた。さらにその後もワイドショーで取り上げられたり、的中させた男性を装う人物が現れて「配当金を全て寄付する」とJRAに連絡があったりした。なお的中させた男性が実際に配当金を受け取ったかどうかはJRAも公表していないため定かではない。 ヒシミラクル鞍上の角田晃一騎手もレース前日にこの事実を把握しており、優勝騎手インタビューでは「その(1222万円の)単勝を賭けた人は、僕以上の勝負師ですね」と語っていた。
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1996 天皇賞(春)(G1) サクラローレル ナリタブライアン2着 名勝負 [01:33]
前哨戦の第44回阪神大賞典は、故障後不振に落ちっていた三冠馬ナリタブライアンが前年の年度代表馬マヤノトップガンを激戦の末に下して優勝した。第113回天皇賞においてはその2頭の再戦に注目が集まったため、前走中山記念を快勝した3番人気サクラローレルの単勝人気は14.5倍に過ぎなかった。 テイエムジャンボが逃げを打つも、レースは2000m通過タイムが2分6秒5のきわめて遅いペースで推移した。マヤノトップガンとナリタブライアンはともに折り合いを欠き、第3コーナーでナリタブライアンがマヤノトップガンに並びかけると2頭が競り合う展開となった。ナリタブライアンは直線で一時は先頭に立ったが、直線半ばでサクラローレルが外から一気に交わし優勝した。 レース後、ナリタブライアンに騎乗した南井は折り合いを欠いたことを敗因に挙げた。しかし調教師の大久保は折り合いを欠いた同馬を第3コーナーでスパートさせた南井の騎乗法に激怒し、南井を同馬の主戦騎手から降板させた。 勝ったサクラローレルの調教師、境勝太郎は、もしナリタブライアンが本来の能力を出せる状態であれば、認めるのは悔しいがうちの馬では勝てなかっただろう。と語っている。
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