1999 秋華賞(G1) ブゼンキャンドル 本命不在大混戦 [02:04]
迎えた秋華賞では、これが本馬初騎乗となる安田康彦を鞍上に迎えた。前走ローズステークスで4着のトゥザヴィクトリーが一番人気に推される混戦模様となったが、その中でもブゼンキャンドルは18頭立ての12番人気という低評価だった。レースは逃げ、先行策を採る馬が人気となったことでハイペースになり、後方16番手からレースを進めたブゼンキャンドルが、最後方に待機していた10番人気のクロックワークと共に、脚の鈍った先行勢を外からまとめて差しきり、大波乱の結果となった。ゴールの瞬間は「今年も荒れたぞ秋華賞」と実況され、馬番連勝複式の払い戻し9万4630円は、GI競走史上3位の配当だった。「今年も」と言われた通りこの前年も万馬券決着となっており、以後秋華賞は「荒れる」レースとしての認識が定着することになった。 一躍GI優勝馬となったが、以後は重賞を4戦して全て二桁着順と低迷する。そして古馬となっての春には障害競走に出走し話題を集めた。もともとブゼンキャンドルは3歳秋で障害転向を予定していたが、ローズステークスの好走と、秋華賞の勝利によって障害入りが遅れる形となっていた。 しかし6月18日に障害初勝利を挙げるまでに4戦を要し、期待ほど飛越が上手でなかった事から夏には平地へ復帰し、その後4戦を消化してエリザベス女王杯11着を最後に競走馬を引退、ノーザンファームで繁殖牝馬となった。以後はサンデーサイレンス系の種牡馬と交配が続けられているが、これという仔はまだ出ていない。
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