1993 有馬記念(G1) トウカイテイオー 奇跡の復活 ビワハヤヒデ2着 [02:55]
岡部は当年の菊花賞優勝馬ビワハヤヒデへの騎乗が決定しており、武豊への騎乗も打診されたが、主戦騎手を務める二冠牝馬ベガへの騎乗を理由に断られ、最終的に前年も騎乗した田原成貴で臨んだ。競走前、松元は「力を出せる状態にはある」と述べたものの、田原は「順調に来ている馬相手では苦しいかも知れない」と不安を口にした。 当年は出走14頭のうちトウカイテイオーを含む8頭がGI優勝馬という顔触れであった。この中でテイオーは、単勝式ではビワハヤヒデ、レガシーワールド、ウイニングチケットに続く4番人気で、ベガや天皇賞(春)優勝馬のライスシャワーよりも人気があった。しかし3着までに入れば的中となる複勝式では8番人気で、馬連人気も低く、単勝人気は多分に応援の意味合いが強いと言われた。レースが始まると、中盤まで後方待機策のトウカイテイオーは、第3コーナーから徐々に進出。最後の直線に入ると先に抜け出したビワハヤヒデを追走し、ゴール前の競り合いを制して半馬身差で優勝した。ゴールの瞬間はフジテレビで実況中継を務めた堺正幸が「トウカイテイオー、奇跡の復活!」と実況、田原は優勝騎手インタビューにおいて、「この勝利は、日本競馬の常識を覆したトウカイテイオー、彼自身の勝利です。彼を褒めてやって下さい」と涙を流しながら語った。前回の出走から中363日でのGI勝利は長期休養明けGI勝利の最長記録となり、現在まで破られていない(競走詳細については 第38回有馬記念も参照のこと)。この勝利が評価され、翌1月にはJRA賞特別賞を受賞した。
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1995 阪神3歳牝馬ステークス(G1) ビワハイジ vs エアグルーヴ [01:44]
デビュー戦は1995年6月10日、札幌芝1000mの新馬戦に出走し、単勝1.5倍の1番人気に応えて勝利した。次走札幌3歳ステークスも制して重賞ウィナーとなった。その後、約4ヶ月の調整を経て阪神3歳牝馬ステークスに直行、4番人気であったがエアグルーヴらを退けて逃げ切り勝利、この年のJRA賞最優秀3歳牝馬を受賞した。 繁殖入り後は生まれ故郷でもある早田牧場新冠支場で繋養されていたが、早田牧場の自己破産に伴い、2003年頃にノーザンファームへ移動している。 第3子アドマイヤジャパンが京成杯を勝ち、クラシックでも皐月賞3着、菊花賞2着と好走、ディープインパクトのライバルとして活躍した。さらに第4子アドマイヤオーラがシンザン記念と皐月賞トライアルの弥生賞を勝利した。 また、2005年7月12日のセレクトセールではビワハイジの2005(父:アグネスタキオン、競走馬名アドマイヤテンカ)が1億2500万円で落札されたが、2007年9月5日、ノーザンファームでの調教中に右後肢を粉砕骨折し、安楽死処分となった。 第6子ブエナビスタは阪神ジュベナイルフィリーズ(旧・阪神3歳牝馬ステークス)を勝ち、母娘制覇を果たしている。後に牝馬二冠も達成した。 なお、2007年にはディープインパクトと交配され、2008年に産駒は2億2千万円で落札された。
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