2004 皐月賞(G1) ダイワメジャー コスモバルク猛追 [02:11]
初勝利は2004年1月17日の中山第3競走(3歳未勝利・ダート1800m)。2着のフサイチバルドルに9馬身差をつけての勝利だった。そして、平場の条件戦(ダート1800m)4着の後、スプリングステークスに1勝馬ながら出走、11番人気の低評価ではあったが3着に入り、皐月賞の優先出走権を手にした。 皐月賞では1勝馬ということもあり、またも10番人気という低評価に甘んじたが、前年に同競走をネオユニヴァースで制したミルコ・デムーロが騎乗し、1番人気に推されたホッカイドウ競馬所属の地方馬コスモバルクを抑えて1着となり、初の重賞制覇がGIとなった。 なお、レース前に『マイネル&コスモ軍団総帥』として知られるサラブレッドクラブ・ラフィアン代表の岡田繁幸が「(コスモバルクに)勝つとしたらこの馬」と指名していた。ダイワメジャーの皐月賞優勝は母の父にノーザンテーストを持つサンデーサイレンス産駒にとって唯一のクラシック制覇であった。
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1996 桜花賞(G1) ファイトガリバー 混戦を差し切る イブキパーシヴ2着 [01:59]
桜花賞は除外される恐れがあったが、直前で回避馬が相次いだため、なんとか出走枠に入る事が叶った。なお、回避馬の中には本命と目されていたエアグルーヴも含まれていたため、この年の桜花賞は一転して混戦模様を呈していたが、ファイトガリバーは格下と見られて10番人気に過ぎなかった。 レースでは、ほぼ最後方に近い位置取りから巧みに馬群をさばいていき、4コーナーで好位につけると、外から力強い伸び脚を見せ、イブキパーシヴを半馬身差し切った。人気薄で思い切りの良い競馬ができる気楽さもあったにせよ、大一番でファイトガリバーの能力を最大限に引き出した田原の好騎乗も光った。
Tags: 1996年, 桜花賞, ファイトガリバー, Fight, Gulliver, イブキパーシヴ, 桜花賞馬, 牝馬クラシックホース, 阪神競馬場, Oka, Sho, Japanese, 1000, Guineas, Grade1, Turf, 1600m, 3years, Old, Fillies, 田原成貴騎手, 日本
2010 皐月賞(G1) ヴィクトワールピサ 大物の片鱗 [03:07]
明け3歳の緒戦は、2010年3月7日の弥生賞。1番人気を背負ってのレースは、折からの雨が降るなか、中団待機でレースを進め、最後の直線では内が詰まって抜け出せないかと思わせた場面もあったものの、残り100mでエイシンアポロンを捉えるとゴール前で抜け出して1着となり、デビュー2戦目から4連勝となった。しかし、デビューから騎乗していた武豊が3月27日の毎日杯での落馬事故で負傷したため、4月18日の皐月賞では岩田康誠に乗り替わった。 その皐月賞では前年のJRA賞最優秀2歳牡馬のローズキングダムを抑えて1番人気で出走。道中は中団後方に控え、向こう正面で最内をついて上がって行き、直線ではインコースの馬群を縫うように突き抜け、追い込んできたヒルノダムール(2着)、エイシンフラッシュ(3着)らを抑え、一冠目を制した。
Tags: 2010年, 皐月賞, ヴィクトワールピサ, Victoire, Pisa, ヒルノダムール, エイシンフラッシュ, 皐月賞馬, クラシックホース, 中山競馬場, Satsuki, Sho, Japanese, 2000, Guineas, Grade1, Turf, 2000m, 3years, Old, Colts, A
1999 皐月賞(G1) テイエムオペラオー 大外追い込み豪快 [02:26]
追加登録料200万円を支払って皐月賞に出走登録することとなった。 皐月賞では、良血馬アドマイヤベガや重賞2連勝中のナリタトップロードなどが出走することもあって単勝11.1倍の5番人気に甘んじたが、最後の直線で強烈な追い込みを見せ見事勝利。初めて追加登録料を支払ってクラシックに出走し勝利を収めた馬となった。また、鞍上の和田竜二騎手や生産者の杵臼牧場にとっても、初のGI制覇となった。なお、ナリタトップロードは3着、アドマイヤベガは体調不良が祟って6着であった。 クラシック三冠は達成しなかったものの、古馬の芝中長距離路線(天皇賞春・宝塚記念・天皇賞秋・ジャパンカップ・有馬記念)を年間無敗で完全制覇しているのは、JRA史上テイエムオペラオーのただ一頭のみである。 中央競馬のGIレースを7勝しており、これはシンボリルドルフ、ディープインパクト、ウオッカらと並ぶ最多勝利記録である[8]。 掲示板を外したことが一度もなく、GIレースで複勝圏を外したのは2001年の有馬記念のみであり、古馬になってから(2000年、2001年)のGIレースで連対を外したのも2001年の有馬記念のみで、長期間に渡り安定した成績を収めた。 2回先着を許したのは、同期のライバルであるナリタトップロードとメイショウドトウのみである。なお、3回以上先着した馬は存在しない。 ジャパンカップで2年連続連対したのは、テイエムオペラオーとエアグルーヴのみである(エアグルーヴは2着2回)。 中央競馬における主場4場(東京競馬場・中山競馬場・京都競馬場・阪神競馬場)全てでのGI勝利(グレード制施行後では史上唯一、施行以前の宝塚記念をGIとして考えても他に達成したのはシンザンのみ。ディープインパクトは2006年の宝塚記念に優勝したが、これは阪神競馬場の改装による京都競馬場での代替開催である)。
Tags: 1999年, 皐月賞, テイエムオペラオー, TM, Opera-O, オースミブライト, ナリタトップロード, Narita, Top, Road, 皐月賞馬, クラシックホース, Satsuki, Sho, Japanese, 2000, Guineas, Grade1, Turf, 2000m, 3years, Old, Colts,
2010 桜花賞(G1) アパパネ G1レース2勝目 [02:41]
4月11日の桜花賞ではスタートから先行する形でレースを進め、最後の直線でスパートをかけると、ゴール前で逃げるオウケンサクラを差して優勝を飾り、鞍上の蛯名正義と調教師の国枝栄に初の桜花賞のタイトルをもたらした。勝ち時計1分33秒3は2005年のラインクラフトが持っていた1分33秒5を0秒2更新する桜花賞レコードとなった。
Tags: 2010年, 桜花賞, アパパネ, Apapane, オウケンサクラ, Oken, Sakura, エーシンリターンズ, ショウリュウムーン, 桜花賞馬, 牝馬クラシックホース, 阪神競馬場, Oka, Sho, Japanese, 1000, Guineas, Grade1, Turf, 1600m
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