2003 秋華賞(G1) スティルインラブ 牝馬三冠 アドマイヤグルーヴ2着 [02:14]
秋初戦、ローズステークスでアドマイヤグルーヴの5着と大敗し、本番の秋華賞では3度アドマイヤグルーヴの2番人気となる。しかしここでもアドマイヤグルーヴの猛追を振り切り、メジロラモーヌ以来の牝馬三冠を達成した。続くエリザベス女王杯では宿敵アドマイヤグルーヴにハナ差で敗れるも、同年のJRA賞では最優秀3歳牝馬を受賞。 桜花賞・オークス・秋華賞は、いずれも2番人気であった。(1番人気はいずれもアドマイヤグルーヴ) 通算5勝したが、1番人気で勝ったのは新馬戦のみ。逆に、その他の1番人気になったレースは全て敗れている。 育成時代は腰があまりしっかりしていなかったが、調教師である松元省一は血統やその馬体の美しさからとても惚れ込み期待をしていた。
Tags: 2003年, 秋華賞, スティルインラブ, wins:, Still, In, Love, アドマイヤグルーヴ, 2nd:, Admire, Groove, 秋華賞馬, 牝馬クラシックホース, Shuka, Sho, Final, Leg, Of, The, Japanese, Fillies', Triple, Crown, Grade1, Turf, 2000m,
2002 ローズステークス(G2) ファインモーション 桁違いの強さ [02:10]
鞍上の松永騎手が手綱を殆ど動かすことなく3馬身差の楽勝で重賞初制覇を飾る。 無敗で駒を進めた第7回秋華賞、単勝1.1倍の圧倒的支持を受けたファインモーションは、鞍上武豊騎手のもと、好位から抜け出すと一気に後続を引き離し、2着に秋華賞最大着差となる3馬身1/2差をつけ、1.58.1のレースレコードタイでGI初制覇。 その年のJRA賞最優秀3歳牝馬を受賞した。 インタビューで鞍上の武豊は「乗り手がこんなに乗ってて気持ちいいと思う馬はいない」と絶賛した。 ファインモーションは元来、兄ピルサドスキーが物語るように抜群の血統をもっていたため、当初はヨーロッパでも最有力の馬主であるクールモアグループが購入することになっていたといわれる。 当初は繁殖牝馬として購入されたので競走馬として走らせる予定はなかったが、調教師の伊藤雄二の慧眼によって競走馬としてデビューすることになった。 伊藤のファインモーション評は「ほんまもんのお嬢様」で、厩舎スタッフからも「お嬢」と呼ばれていたという。 エリザベス女王杯のレース後、あまりの強さに武豊が検量室前で「怪物や」と一言漏らした。 ファインモーションが繁殖入りする際に伊藤が最も期待していた配合相手が名種牡馬サンデーサイレンスだったが、ファインモーションの予想以上の活躍により繁殖入りが遅れ、同馬が現役中にサンデーサイレンスが死亡、伊藤が最も期待していた配合は幻となった。 また、上記のような不可解なレースのローテーションは馬に繁殖牝馬としての生活を期待するため負担をかけさせたくないための伊藤の配慮だったとされる。
Tags: 2002年, ローズステークス, ファインモーション, wins:, Fine, Motion, 関西テレビ放送賞ローズステークス, ローズS, 秋華賞トライアル, 淀, 京都競馬場, Rose, Stakes, Shuka, Sho, trial, Grade2, Turf, 1800m, 3years
2009 秋華賞(G1) レッドディザイア vs ブエナビスタ [02:29]
迎えた秋華賞はブエナビスタに次ぐ2番人気。レースは4コーナーを回って先頭に立ち、猛追するブエナビスタをハナ差退けて初のGI制覇を果たした。なお、ブエナビスタは3位に入線したブロードストリートの進路を妨害したとして3着に降着処分となった。さらに3歳牝馬ながらジャパンカップに挑む。レースは中団に控え、直線で一気に先団を飲み込みウオッカ、オウケンブルースリに続く3着に食い込んだ。
Tags: 2009年, 秋華賞, レッドディザイア, Red, Desire, ブエナビスタ, Buena, Vista, ブロードストリート, 秋華賞馬, 牝馬クラシックホース, 淀, 京都競馬場, Shuka, Sho, Final, Leg, Of, The, Japanese, Fillies', Triple, Crow
1998 秋華賞(G1) ファレノプシス クラシック牝馬2冠 [01:14]
Tags: 1998年, 秋華賞, ファレノプシス, Phalaenopsis, ナリタルナパーク, 秋華賞馬, 牝馬クラシックホース, 淀, 京都競馬場, Shuka, Sho, final, leg, of, the, Japanese, Fillies', Triple, Crown, Grade1, Turf, 2000m, 3years, old, Fi
1999 秋華賞(G1) ブゼンキャンドル 本命不在大混戦 [02:04]
迎えた秋華賞では、これが本馬初騎乗となる安田康彦を鞍上に迎えた。前走ローズステークスで4着のトゥザヴィクトリーが一番人気に推される混戦模様となったが、その中でもブゼンキャンドルは18頭立ての12番人気という低評価だった。レースは逃げ、先行策を採る馬が人気となったことでハイペースになり、後方16番手からレースを進めたブゼンキャンドルが、最後方に待機していた10番人気のクロックワークと共に、脚の鈍った先行勢を外からまとめて差しきり、大波乱の結果となった。ゴールの瞬間は「今年も荒れたぞ秋華賞」と実況され、馬番連勝複式の払い戻し9万4630円は、GI競走史上3位の配当だった。「今年も」と言われた通りこの前年も万馬券決着となっており、以後秋華賞は「荒れる」レースとしての認識が定着することになった。 一躍GI優勝馬となったが、以後は重賞を4戦して全て二桁着順と低迷する。そして古馬となっての春には障害競走に出走し話題を集めた。もともとブゼンキャンドルは3歳秋で障害転向を予定していたが、ローズステークスの好走と、秋華賞の勝利によって障害入りが遅れる形となっていた。 しかし6月18日に障害初勝利を挙げるまでに4戦を要し、期待ほど飛越が上手でなかった事から夏には平地へ復帰し、その後4戦を消化してエリザベス女王杯11着を最後に競走馬を引退、ノーザンファームで繁殖牝馬となった。以後はサンデーサイレンス系の種牡馬と交配が続けられているが、これという仔はまだ出ていない。
Tags: 1999年, 秋華賞, ブゼンキャンドル, Buzen, Candle, クロックワーク, 秋華賞馬, 牝馬クラシックホース, 淀, 京都競馬場, Shuka, Sho, final, leg, of, the, Japanese, Fillies', Triple, Crown, Grade1, Turf, 2000m, 3years, old, F